【第六世代(ORAS)トリプル構築】メガアブソル〈クリスマストライ〉

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🎄🎅🎄

クリプルの記事みんな頑張って画像をあれこれしているので僕は絵文字でクリスマス感を出していくことにしました。

クリスマストライとは?

さて参加してきましたクリスマストライ通称クリプル。

この記事を夏とかに見てる人のために説明するとクリプルというのは

・公式が開いた公式のインターネット大会
・ルールはトリプルバトル
・使用可能ポケモンは図鑑様がの色をしていると認定したポケモンのみ
期間がなぜか12/11~12/13

また細かいルールとして

・レベルは50固定
・対戦時間は20分(通常のレートは30分)
・一日10試合、合計30試合

という大会になっています。

赤・緑・白の色と認定されているポケモンのみ使用可能、と言われてもなんのことやらという感じですが、ざっくりと使用可能ポケモンを紹介すると

名称未設定
+トゲキッス+パチリス(載せ忘れた)

こんな感じになります。なるほどのポケモンしかいないな!!

他にも色々と種類はいるのですがとりあえずメジャーどころというかよく見かけそうなのはここらへん。詳細な情報は「クリスマストライ」とかでググってちょ。

ついでにざっくりと環境を紹介すると

006-my〈リザードン(+ヒヒダルマ)によるゴリラ抜きゴリラ(orゴリラ)パ〉
235〈ドーブルブルンバクーダバレルノオーという圧倒的な駒の充実を誇るトリパ〉
186〈ニョロルンパ+封印メガサーナイトによる対トリパに強い雨パ〉
663〈↑それら全てを上から粉砕する鉢巻アロー〉
248〈↑アローまで含めて全てに強そうなみんな大好きバンギラス〉

大体こういう環境です。

早い話がこの大会は「リザードン」「トリパ」「雨、サナ」「アロー」「バンギラス」のどれが一番強いと感じるかという性格診断のような大会だったと言えます。レジギガスが強いと感じた人も多かったけど。

えっリザとバンギとアロー全部使ったらもっと強いじゃんと気付けた人が勝てたルールでしたね…。

構築を組もう

自分はこの中で「アローが強いと思う」という性格診断の結果が出ました。

理由としては「飛行耐性を持つポケモンが極端に少ないこと」「威嚇が2匹しかいないこと」が挙げられます。

前回記事のキングラー構築で使った鉢巻アローの快感を忘れられなかったのだ…。

 

663

さて、ファイアローが強いことはわかりました。

そこで考えました。

強い先制技持ちがもっと沢山いたらもっと強いのでは?

と。



これ絶対

662

こいつが出てくる流れだろ…と思われてそうですが大丈夫、ヒノヤコマを使うロリプルクリプル参加者は今大会ではレジギガスヒノヤコマのイギリス人「Kaiji」さんしか見かけていません。ざわ…ざわ…

 

話を戻すと、この大会、使用可能ポケモンを見てもらえるとわかるのですが強力な先制技を使えるポケモンが軒並み揃っているのです。

キャプチャ7

この中で注目したのがメガアブソル。

威嚇が少ないこの環境において、メガアブソルはキリキザン以上の不意打ちを放てる可能性が高いです。

さらに威嚇の片割れであるポケモン、ズルズキンには「じゃれつく」で大ダメージを与えることが出来ます。これはキザンにはない圧倒的に優れた利点ですネ。

そしてこの「キザンより高い威力の不意打ち」というのがどれくらいの数字になるのかというと・・・

対CSリザY
ダメージ割合: 66.6%~79%

対H252メガサーナイト
割合: 67.4%~79.4%

このように先制技だけでトップメタであるメガシンカポケモンの耐久を2/3も削ることが出来る。

2/3も削ることが出来る。

1.5倍にしたら3/3になる・・・?

相手の防御力をメガアブソルの不意打ちより早く1段階下げることさえできればメガシンカを上からワンパン出来る・・・?

20151215_152434

構築


キャプチャ10


緑色がいないせいで紅白統一になってしまったのでお正月感が出てしまった 

したいこと

678ニャオニクスで優先度+1のにらみつける!
663すかさずアローの優先度+1鉢巻ブレバ!!
n359からのメガアブソルの絶対殺す不意打ち!!!
625キザンも不意打ち!!!!
212ハッサムもバレパン!!!!!
553ワルビアルは威嚇。

脅威の物理ポケ×5+補助。この構築に光の壁をしてきた人結構いたけど何が見えていたんだ…。

個別

アブソル

absol-mega
メガアブソル
特性:プレッシャー→マジックミラー
性格:意地っ張り
実数値:141-222-80-×-80-167
努力値:AS252 H4

今回どうしても使いたくて、絶対今回しか使う機会がないと思って全力で使ったポケモン。

その脆さは有名で、同じ悪タイプのメガシンカであるメガバンギラスがメガクチートのじゃれつくを耐える一方、メガアブソルはデデンネのじゃれつくで確定1発でやられてしまう。

唯一の取り柄である高威力先制技という強みもそのメガクチートに抜かれており、低耐久中火力先制技つよマンというその性質上トリプルバトルでは間違いなくトップクラスに使い辛いメガシンカポケモンである。

だがそれは普段のルールの場合である。

今回のルールは

・メガクチートがいない→最強の不意打ち使いはメガアブソル
・威嚇が少ない→キザンよりも強い不意打ち使いになれる(かもしれない)
・ドーブルが多そう→マジミラでドーブルに強いメガアブソルが輝く
・ついでにフェアリーが少なく悪の通りがすこぶる良い
・多いフェアリーの片方のサーナイトに至っては不意打ちで倒せる(予定)

と、このようにメガアブソルが活躍できる可能性に満ち溢れている。

火力の低さもニャオニクスのにらみつけるでサポートすることでちょうど2大メガのリザサナを不意打ちで倒せる程度に上がり、じゃれつくという悪タイプには貴重なフェアリー技で威嚇の片割れであるズキンに大ダメージを与えることも可能。

全体的にポケモンの耐久が低めなこの大会は「攻撃が最大の防御」になる傾向が強く、そういう意味でもメガアブソルはこの大会で活躍することが出来るはずである。

「メガアブソルは絶対(そこそこ)強い・・・!見てろよ・・・!」とTLで色んな人がメガアブソル談義をしている時ににらみつける+メガアブソルで天下(のちょっと下ぐらい)を取ることを誓ったのであります。

~個別解説の個別箇所解説~


☆性格

意地っ張り・・・火力強化の為。それと陽気にするとニャオの上を取ってしまうので。

☆努力値
A252・・・火力強化の為。
S252・・・メガ時100族最速と同速。もうすこし削っても良かったかもしれない。
H4・・・あまり。

☆特性
プレッシャー・・・素早さ判別に使えるかな?と思ったがあまり意味がなかった。正義の心でよかったかも。
マジックミラー・・・一応ダクホ牽制にはなった。あとこんなことも起きたりしたのでそこそこの使い勝手だったかなあ。(アローが守られたので割とMVP)
20151215_152627

☆持ち物
アブソルナイト・・・色がクール

☆技
不意打ち・・・採用理由。当たれば強い。
叩き落とす・・・非常に強力。乱数次第だが威嚇込みでもブルンゲルをワンパン出来る可能性があるレベル。
じゃれつく・・・ズキンに撃てるということで採用。周りからは絶対馬鹿力の方が良いと言われてきたが、「エルレイドに撃てる」という状況が結構起きたのでこっち採用で正解だったと思う。まあ最終戦はじゃれつく外して負けたんだけど…。
見切り・・・にらみつけると横取りと見切りのモーションがややこしすぎる。

1-3でこちらメガアブソルだけという状況下でも元の速さと不意打ちで相手を全員タテて勝利、という試合があったり、悪の多いルールのじゃれつくの通りの良さもあったりして、メガシンカポケとしては微妙かもしれないが単体のポケモンとしては十分な仕事を果たしてくれたと思う。

相手のザングースのいのちがけでメガアブソルが落とされて11交換になった時の「よーしアブソル仕事したぞ」と「いやまてメガ枠失ったぞ・・・?」が入り混じった複雑な感情はなんとも得難いものだったと言える(その試合は勝った)

ニャオニクス

meowstic
ニャオニクス
特性:いたずらごころ
性格臆病
実数値:181-48-97-103-101-171
努力値:HS252


今回の軸であるポケモンニャオニクス。

猫騙しで相手を止めたりファスガでアローを止めたり横取りでアローのファスガを奪ったりしつつ、暇なときにはにらみつけるでサポートをしていく。

ニャオニクス、特に壁貼ニャオニクスは壁を貼った後特にすることがなく場に放置されがちなため、このニャオニクスも放置されることが多々あった。

しかしこのニャオニクスは場にいればいるだけ仕事をしてくれるのでニャオニクスの対処に慣れている人に特に刺さっていたように感じた。

🐈性格
臆病・・・味方のアローやアブソルの上からにらみつけるをするために最速。陽気の方が良い?それは…まあ…そうね…

🐈努力値
H252・・・耐久を上げる為
S252・・・速くなるため
B4・・・鉛筆の硬さっぽいねこれ

🐈特性
いたずらごころ・・・目の鋭さは技でカバーできるので鋭い目の特性は採用しなかった。

🐈持ち物
オボン・・・場持ちを良くするために採用。無難に強かったのだが相手のハッサムに奪われることが多かったのでウイの実?を持たせても面白かったかもしれない。性格臆病な理由も出来るし

🐈技
ファストガード・・・優先度4のファストガード。この大会は優先度の高い技が乱れ飛んでおり、相対的にファストガードが強く、さらに相対的に横取りが強い大会だった。ニャオニクスのファストガードは優先度が横取りと同じなため、ロトムなどの遅いポケモンには横取りすることが出来ない。
相手のアローを止めたり相手のルンパの猫騙しを止めたりと本当に活躍した技だった。

にらみつける・・・この構築のコンセプト。にらみつけるは相手の場全体に効果があり、この構築は全員が物理型なのでずっと場に残り続ける手助けのような感覚で使用することが出来た。

これまた本当に強力な技で、にらみつけるブレバで世界を壊したりにらみつける連打で相手のポリゴン2をふにゃふにゃにしたり、相手の竜舞メガバンギラスのBを下げ続けてバレパンで処理出来るようにしたりと本当に活躍の幅の広い優秀な技だった。相手のスワンナににらみつけるを選択する時「こいつ鳩胸か・・・?」というかつてない悩みをすることになった。

ねこだまし・・・この技を使う状況は限られていた。まず一つは相手に誰も猫だまし持ちがいない状況。好きなポケモンの動きを止められるというのはとても有利。
そしてもうひとつ重要なのが相手のこの指怒りの粉を止める時に使用する猫だまし。この構築はほとんどが単体攻撃技でしかも不意打ちをバンバン打つ関係上この指止まれ系統の技に非常に弱い。なので指を止められる唯一の技である猫だましが駆り出されるという形になった。

横取り・・・相手のニャオニクスのファストガードを横取りすることが出来る世界最強の横取りそれがニャオニクスの横取り。とりあえず横取りを押しておけばなんかもらえる。なんか剣の舞を頂くことが多々あったが相手の剣舞を防げたのでまあ良し。

20151215_152434
20151215_152904

(横取りとにらみつけるのモーション似てるせいで混乱する)

本当にニャオニクスには助けられっぱなしでこのパーティのMVPの一匹だったと言えるだろう。

ファイアロー

talonflame
ファイアロー
特性:疾風の翼
性格:意地っ張り
調整:S90族抜き Aぶっぱ残り耐久

このルールで最も沢山のポケモンを葬ってきたであろう最強のポケモン、ファイアロー。
とにかく強すぎて強すぎて何から言えばいいのか…。

さっきのメジャーっぽいポケモン一覧みたいな画像、ありますね。

これです

名称未設定
+トゲキッス+パチリス

この中からH振りのみでアローの意地鉢巻ブレバを確実に耐えられるポケモンだけ残してみましょう。

名称未設定2
+トゲキッス+パチリス
すでに大参事ですね・・・。

ここからさらにニャオニクスのにらみつけるをされた状態でなおアローのブレバを耐えうるポケモンを残してみます。

名称未設定3
+パチリス

「ワルビアルは威嚇あるだろ」とか「ユレイドルはもっとBに振るだろ」とか「キッス絶対B振るやん」とかそういうあれこれもあるとは思いますが、まあとりあえずざっくりと、ね。

岩タイプのガチゴラス、バンギラス、鋼タイプのドータクンキリキザン、電気タイプのロトムパチリス、輝石の硬いポリゴン2、レジギガス。

メジャーどころでアローのにらみつけるブレバを確実に耐えられるのは大体この程度しかいません。
画像に乗ってないやつだと他にソルロックや輝石メリープとかですね。

まあとりあえずアロー超強いという話。

🐤性格
意地っ張り・・・ミラー意識の陽気にしたかったのだが、それだとニャオニクスのにらみつけるより先に動いてしまうので泣く泣く意地っ張りに

🐤努力値
S90族抜き・・・相手のガルーラの猫騙しより先にファスガが出来るぞ!!!(むせかえる流用個体の臭い)

🐤持ち物
拘り鉢巻・・・火力アップのため

🐤特性
疾風の翼・・・炎の体を採用する勇気は僕にはありませんでした

🐤技
ブレイブバード・・・とてもつよいわざ。

フレアドライブ・・・撃たないこともない。

とんぼがえり・・・意外なことにこの大会はそこそこ虫技が通る環境だったので威嚇された後の逃げなどで使ったことも。

ギガインパクト・・・撃ちました。相手のロトムに2回連打して処理する活躍を見せて貰った。ロトムはアローで処理。うむ。

アローが動けば動いた分だけ相手のポケモンが減っていったのでいかにして相手のアロー警戒網から逃れてブレバを打つか、という感じであった。


本当にファイアローには助けられっぱなしでこのパーティのMVPの一匹だったと言えるだろう。

キリキザン

bisharp
キリキザン
意地っ張り
努力値:AS252
特性:負けん気

威嚇を食らうとAが上がり襷を持つことの出来るメガアブソル。

アローキザンの並びが強力で威嚇をされてもされなくても強いという楽しさメガ盛りな並びであった。

メガアブソルとはすみわけがちゃんとできていて、じゃれつくが必要な場面はメガアブソル、アイヘが必要な時はキザン、という風にそれぞれの場面で死に出しから暴れてもらった。

♘性格
意地っ張り・・・火力アップのため。

♘努力値
AS252・・・襷だしまあ

♘持ち物
襷・・・珠と悩んだが1回耐えて動ける行動の大きさをハッサムと比較した時にこちらの方がメリットが多そうだと感じたので。

♘特性
負けん気・・・精神力キザンと一回当たりました(震え

♘技
叩き落とす・・・アブソルと合わせて相手の道具をぽいぽい捨ててくれて頼もしかった。
不意打ち・・・アブソルと一緒に1匹のポケモンに不意打ちを重ねるのが楽しすぎた(身代わりを貼られました)
アイアンヘッド・・・バンギとかキッスとかに。相手のBを下げてから打つと一撃で倒せたりも。
守る・・・まもる。

無難にキザンはキザンで強かった。叩き落とすで相手のアローをぶん殴ってばっかりいた気もする。
鬼火を食らうことも多かったのでメガアブソルの顔を立ててくれた感があった。

物理5枚の弱点である威嚇に強いというこのパーティには欠かせない存在であり、このパーティのMVPの1匹だと言えるだろう。

ハッサム

scizor
ハッサム
性格:意地っ張り
努力値:HA
特性:テクニシャン

強い先制技使いであり悪タイプが多めとなってしまったので相手のフェアリータイプに対する駒として採用。

バレットパンチが無難に強かったとか相手のノオーにハッサムを出す動きが懐かしかったとか言いたいことは色々あるが、とにかくフェイントが強かったの一言に尽きる。

厳密にいうとフェイントブレバが強かった。
リザードンぐらいまでならにらみつけるとか関係なくフェイントとブレバを重ねるだけでワンキル可能。

S操作として追い風を入れるか悩んだのだが他に切れる技もないし、ほぼ全員優先度で殴れるので今回はS操作は一切入れないことにした。

✂性格
意地っ張り・・・火力が云々

✂努力値

HA・・・まあ。

✂持ち物
命の珠・・・火力強化のため。しかしハッサムは火力よりも耐久が欲しい場面が多く、そこそこの火力を維持したまま耐久が上がって攻撃の反動がないような、そんな道具があればなあと試合中ずっと考えていた。

✂特性
テクニシャン・・・フェイントの火力が高い。

✂技

バレットパンチ・・・対フェアリー、バンギラスに使用。にらみつけるを重ねることでバレパン圏内に入れる動きが強かった。そのためにも守るは必須だった。
むしくい・・・当初はとんぼがえりだったのだがこの大会は悪と草が多い関係で虫の通りが良く、他にもニョロトノなどに撃ちたい場面が多かったので虫食いを選択。オボン美味しいです。
フェイント・・・相手のファスガを崩したり守るを崩したり。ハッサムのフェイントは乱数圏内の相手を確定圏内に入れられる程度の威力なのでまあ強い強いって感じ。
守る・・・にらみつけるとの併用で強かった。

もっと耐久と火力のバランスを考えておけばなあという反省はあったものの総じて使いやすく、このパーティのMVPの1匹だと言えるだろう。

ワルビアル

krookodile
ワルビアル
性格:意地っ張り
特性:威嚇
調整:準速バンギ抜き、雪崩でアロー確定、残り耐久。

当初この枠はノクタスで3不意打ちをオラオラする構築になるはずだったのだがフレ戦でアローとビアルにボコられたのでそれならと自分もワルビアルを採用することにした。

持ち物は突撃チョッキ。このアイテムが最高に強力であった(今回最初以外大体強いって言葉が出てきてるな・・・)。

まず威嚇で相手のアロー、バンギラスに強い。そしてチョッキを持っているので相手のリザードンにも強い。さらにトリルをされてもメガバクーダの攻撃ぐらいなら耐えられるので耐えて殴りかえすことが可能。

ルンパの雨熱湯ぐらいなら余裕で耐えられるしロトムのドロポンも耐えられる。攻撃技が多いので耐えられれば何かしら仕事が出来ることも多く、ワルビアルにチョッキを持たせた選択がこの構築で最も成功した試みだと思っている。


🐊性格

意地っ張り・・・この構築意地っ張り5匹なんだけど大丈夫か?

🐊持ち物
突撃チョッキ・・・上記のとおり。まあチョッキランドが強いんだからチョッキビアルも強いよね。

🐊特性
威嚇・・・これがないとアローに勝てない。

🐊技
地震・・・一応の範囲技。バクーダに撃ったりするけど味方があんまり浮いてないのでそんなに打つ回数はなかった。
噛み砕く・・・ワルビアルは叩き落すを覚えるのだけど、さすがに叩き落す×3だと途中から落とす道具がなくなる気がしたのでこいつはかみくだくにしておいた。
岩雪崩・・・アローやリザに。岩石封じでも良かったかもしれない。
けたぐり・・・キザン、バンギなどに。一番撃った気がしないでもない。

威嚇という特性の強さを噛みしめさせてくれた。このパーティのMVPの一匹だと言えるだろう。

戦績

全30戦中23勝7敗。

ふーむ・・・。

なんだろう、この「メガアブソル絶対そこそこつええからな!見てろよ!」って言ったら本当に「そこそこ強かった」感じの戦績になった感じ。

メガアブソルで22勝8敗だと「もうちょっといけたんじゃない?」って思うしメガアブソルで24勝6敗だと「それは盛ってない?」ってなる。

メガアブソルで23勝7敗…。うーんまさにそこそこ強かった。

absol-mega
↑そこそこ強い

さて、メガアブソル単体についてだが、このポケモン、「この攻撃なら耐えてくれるんじゃないか?」という状況で大体倒れてしまう。

火力についても「赤ゲージまで削るプロ」という言葉がぴったりくるポケモンで、本当にあとちょっと火力が高ければ…と思わずにはいられなかった。

具体的な話をすると
①キリキザンの珠アイアンヘッドでメガアブソルはちょうど確定1発。
②メガアブソルの威嚇込みじゃれつくでズルズキンが3割の低乱数で1発。

ズキンに強い悪タイプなのがこの大会で輝くであろう理由の一つとして考えていたので②のダメ計結果はちょっと残念だった。

また「マジックミラーでドーブルに強い!」という点も怪しく、いきなりフェイントブレバで倒された直後ダクホが飛んできて壊滅したり、そもそもダクホ撃たなくてもドーブルは強かったりとなんとも微妙と言う他ない感じであった。

耐久はこのさい仕方ないとして、あと少しだけ火力を高くできればなあ・・・!

反省点とか

ざっと個体ごとの反省をまとめると
・アブソル→火力が足りない
・ニャオニクス→なし
・ファイアロー→なし
・キリキザン→なし
・ハッサム→もうちょい耐久が欲しかった。火力削れないけど…。
・ワルビアル→なし。強いて言えば岩石封じの方が良かった?

こんな感じ。

良かった点として挙げられるのが「運負けがほとんどなかったこと」。

メイン技の命中率はどれも100、雪崩とじゃれつくがちょっと低いぐらい。
そして相手より先に行動する前提なので雪崩で怯んでチッ…とかも全くなかった。

相手の行動を許せば許すほど事故る確率が上がっていくのでそういう意味では先に行動することでその確率が下がったのはなるほどという感じ。

逆に言うと負けた試合はほとんど運以外の部分で負けた、ということになりますね。

うん。

 

にらみつけたら相手のキザンとウォーグルが手に負えなくなった

先制技の威力の低さをにらみつけるで補う、という構築なのでにらみつけるが使えないと非常に苦しい戦いを強いられてしまうのですが、相手にキザンやウォーグルがいると相手の超強化を許してしまうのでそうやすやすとにらみつけるわけにはいきませんでした。

それでも相手のキザンは何とかなるのですがとにかくウォーグルがどうしようもない。
ブレバはファスガで防ぐもの、という前提で構築を作ったのでファスガ貫通+にらみつけるで超強化のウォーグルは本当に天敵でした。
うーん考慮してなかったのが悔やまれる。

また相手のジャローダが勝手に硬くなっていくのも困りもので、いくらジャローダといえども防御が3段階も上がってしまうと手が付けられなくなってしまう(全く気付かないでにらみつける連打してた)。

そして何より

にらみつけるを反射してくる相手のメガアブソルがめっちゃきつい

というありえない事態も発生しました。

メガアブソル構築を作っていたはずがメガアブソルが重い構築が完成してしまった・・・何を言っているのかわからねえと思うが・・・

まとめ

運に左右されることもなく、マッチングもいろんなパーティと当たれて大変楽しい大会となりました。

特に対戦相手がすぐ見つかる辺りが新鮮で、BGMを変える暇もないほど。

あまりにもメガアブソルについて考える日々を続けていたせいで「メガアブソルが野生のバンギラスの馬鹿力でワンパンされる」という夢を見て飛び起きるなんてことも起きましたが結果的にそこそこ活躍させられたので良かったです。





おまけ

absol-mega<あと少し火力がたかければなあ!
scizor<あと少し耐久を上げられればなあ!

「・・・。」
「・・・。」

人人人人人人
absol

scizor-mega
Y^Y^Y^Y^Y

構築

キャプチャ25

個別解説

アブソル

absol
アブソル
性格:意地っ張り
努力値:H100A252S156
調整:準速バンギ抜き抜き(味方のビアル+1)
特性:強運

じゃあ珠アブソルでいいじゃん!!!という話になった。

珠アブソルは威嚇込みじゃれつくでH振りズキンを102%からの確定1発であり、まさに「あとちょっとだけ欲しい火力」を実現している。

叩き落とすの火力もよく分からないレベルに上昇していて、なんと威嚇込みでも珠叩き落すでH振りブルンゲルを確定1発である。

当然不意打ちの火力も非常に高く、例えメガリザードンYがH252振りだったとしてもにらみつける不意打ちで97%~115%の高乱数1発。
HぶっぱメガリザードンYクラスの耐久のポケモンはみな優先度1からワンパン出来るというわけだ。

冗談抜きで強さを感じたポケモンで、じゃれつくを搭載した珠キザン、といった使用感。威嚇が少ない+その片割れであるズキンを確定で持っていける。弱いわけがない。

耐久についてもH100振ったのが生きており、ぎりぎり耐える場面が何度か発生した。

ハッサム

scizor-mega
メガハッサム
性格:意地っ張り
特性:テクニシャン→テクニシャン
努力値:HA

珠を捨ててメガシンカしたハッサム。火力はやや下がったがフェイントを打つたびに体力を減らしていた命の珠がなくなったことで実質耐久の伸びが素晴らしい。

相手のキザンの叩き落とすが効きにくくなったのも大きい。

アローニャオハッサムでファスガしつつフェイントブレバでぶち抜く動きがより一層しやすくなり、ひたすらに優先度で殴っているだけで勝利が積み重なっていく、そんな感覚を味わえた。病みつきになる。

サブロム1戦目がいきなりVSフライゴンで舐めてかかっていたらいきなりフライゴンの火炎放射が飛んできたのでこれはだめかと思ったら6割しかダメージが入らなかったりもした(なおその試合は負けた)

なんかすごい刃物な感じの試合も発生したりした
20151214_000905

その他のみなさんは変更なし。

ニャオニクスのにらみつけるが相手のジェスバナのフラワーベールで防がれたりした。

戦績

なるほど、さぞかしメガを捨てたアブソルを使った構築は強かったのだろう。

うむ。

23勝7敗でした。

か、かわらねえ!!

なんだこれは・・・23勝7敗がやたらアブソルにぴったりな感じだなとは思ったけどまさか2ロムともこの数字とは・・・。

反省点

この構築、実際使用感は非常に良く、運負けもせいぜいハッサムが凍った試合ぐらいで優先度わっしょいマンセーだったのだがある理由で7敗もしてしまった。

その原因が

smeargle

こいつ。

考えてもみると、ドーブル対策をメガアブソルのマジックミラーに一任していたのだからそりゃアブソルをメガ枠じゃなくしたらダクホに無抵抗になるよな・・・という話。

7敗の内4敗がドーブル入り。ドーブル自体には6回当たっているので完全にここが反省点。
ちなみに残りの3敗の内1戦がウォーグル、1戦がアメリカ人、そして1戦がフライゴンアズマオウ。
なんなんだフライゴンアズマオウ。

こう考えてみるとメガアブソルのメガストーンもしっかり役割を果たしていたんだなと思いました。必要のないメガ枠なんていなかったんだ!



総まとめ

メガアブソルもアブソルも23勝7敗という結果になりました。

ロリプルの戦績がそれはもうひどかったことを考えるとここまで尖らせたパーティで1700に載せられたのはまあ頑張ったかなという感じ。

 

なによりこの大会は本当に楽しくて、最終日の合計43戦を一気に戦い終えてしまいました。もっと戦いたかったなあ。

追い風だろうがトリパだろうが関係なく上から殴りかかるのは病みつきになります。

メガアブソルはこの大会限定の活躍(?)だとは思いますが珠アブソルは正直結構いけるんじゃないか・・・?と思ったりしました。まあキザンと併用してこそですが・・・。その場合の比較対象はコマタナ

やっぱり公式で大会してくれると楽しいなあ・・・もっとトリプルの公式大会開かれないかなあ・・・。そんなことを思ったり。

最近ずっと低耐久ポケばっかりだしそろそろ耐久高めなポケモン使いたいですね。

ではでは、読んで頂きありがとうございました。

ざわでした

>◍◕ ౪ ◕◍)<>◍◕ ౪ ◕◍)<>◍◕ ౪ ◕◍)<>◍◕ ౪ ◕◍)< バイバインネ

(倍と倍で4になるということを言いたいぞ!察しよう!)

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