【第六世代(ORAS)トリプル構築】しろいきり 研究報告 その1〈バンギラス/ドリュウズ/ボーマンダ〉

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霧

 

きっかけ

時代は遡りドドドードドードドー。
この構築で自分は黒い霧によるガルーラのAダウン打ち消しの素晴らしさを知りました。

【第六世代(ORAS)トリプル構築】ドドドードドードドー〈ドードー/ドーブル/ドサイドン〉

2015.03.24

しかしこうも考えました。

そもそも威嚇無効なメガガルーラがいれば最強なのでは…?

そう、つまり

白い霧をすれば威嚇の効かない最強のガルーラが誕生するのでは!?

と考えたのです。

そういうわけで白い霧を使った構築を作ることに決めました。

まさかこの時はこんなに苦戦することになるとは思わなかった…

白い霧とは?

白い霧は味方の場に5ターンの間「しろいきり」を展開します。

この「しろいきり」は味方の能力ダウンを防ぐ効果を持っていて、早い話が味方にクリアボディの効果を付ける技です。なんかどっかで似た効果の特性があったような・・・(フラワーベール)

PPは無駄に30もあり、タイプはなぜか氷タイプ。横取り対象の技であり「しろいきり」を無効化する方法は霧払いのみ。 ※追記 すり抜けされるらしい

~防げるもの~
★威嚇645-s059373

☆キングシールドのA下降効果681

○バークアウト245

○こごえる風488

○甘える678

などなど

まあぶっちゃけ威嚇が防げる以外はおまけみたいなもの

~覚えるポケモン~

186272009245488などなど

大体60匹ぐらい覚える

~白い霧と合わせてみたいポケモン~

115-m373663645-s248445260-m464などなど

まあようするに威嚇の効く物理アタッカー全般 逆にキリキザンは負けん気が発動しなくなる(精神力キザンを使う…?)

【注意点】

白い霧を組むうえで最も問題になるのが初手威嚇の存在

白い霧は一度発動すればその後5ターンの間威嚇が無効になるのだが、初手と1ターン目の交代による威嚇は防ぐことが出来ない。その為初手にガルーラやメガマンダなどの威嚇から守りたいポケモンを出すことが出来ないのだ

これがこれまでまったく白い霧という技が日の目を見なかった原因だと思う

白い霧を使った構築を組む時はこの問題をどう解決させるかが鍵となるかなあ。

【実際の構築】

ver1 ver2 ver3 ver4 ver5 ver6
霧要員 クレセリア ×
メガ物理 メガボーマンダ ×
耐性物理 バンギラス ×
高速物理 ドリュウズ ×
ボルチェン 水ロトム ×
対トリル モロバレル ×
霧要員 ニョロトノ 意地ニョロトノ
高速猫 ルンパッパ CSルンパ
範囲物理 ドサイドン
トリル要員 コロモリ オーベム
メガ枠 メガガルーラ メガクチート メガデンリュウ
アタッカー ニンフィア ファイアロー

ver1構築(プロトタイプ)

cresselia tyranitarexcadrillsalamence amoonguss  

「威嚇がなければ強いのになーって構築」を考えた時、真っ先に思い浮かんだのがバンドリマンダの形。

この3匹と相性の良い白い霧要員を探したところクレセリアがどうも良さそうだぞということで一番最初はこの6匹で霧パを組んでみた。

クレセリア メンハ 白い霧 サイキネ こごかぜ トリル
バンギラス ラム 岩雪崩 噛み砕く かわらわり 守る
ドリュウズ 命の珠 地震 アイアンヘッド いわなだれ 守る
ボーマンダ メガ 捨て身タックル ドラクロ 空元気 守る
水ロトム 拘り眼鏡 ボルトチェンジ ドロポン 10万ボルト エレキネット
モロバレル ゴツメ キノコの胞子 エナジーボール 怒りの粉 守る

【したいこと】
初手は「クレセ+ロトム+何か」の並びで展開し、白い霧+ボルトチェンジを選択。これにより初ターンの威嚇を気にせずにバンドリマンダを降臨させることが出来るぞ!

【結果】


先に書くがこの構築は前代未聞の勝率0%のまま5戦を終え、そのままお蔵入りとなった。

びっくりするぐらい弱かった。理由は後述。

個別

クレセリア

cresselia
クレセリア 穏やか 浮遊
努力値 H220…16n-1調整 B68…珠キザン叩き耐え S68…こご風でガブ抜き 残りD148 C4
実数値 223-78-148-95-185-114

白い霧要員で最も耐久の高いポケモン(別にどんな要員だろうと最も耐久高い)。

今回は浮遊であることを買われての採用となった。

格闘処理用のサイキネとトリル・白い霧は確定とし、追い風とすなかきがカチ合った時・そして対ランドなどのためにこご風を採用した。

ロトム


ロトム

やたらと電気技の多い眼鏡ロトム。

ボルチェンの出来る浮遊ということで採用した。

ボーマンダ

373-m
メガボーマンダ 意地っぱり 威嚇→スカイスキン
ASぶっぱ

「威嚇無効」かつ「裏から繰り出す」メガ物理ポケで最も強いポケモンを考えたところ自然とボーマンダが構築に入ってきた。

威嚇無効であれば捨て身タックル等倍のポケモンはみなワンパンでござる。

バンギラス

tyranitar
バンギラス 意地っ張り すなおこし
HA

砂起こし兼物理アタッカー。

こいつは初手に出すことも多かったので威嚇を食らう場面も多かったかもしれない。

白い霧状態ならキンシを恐れずにブレードガルドに噛み砕くことが可能。

ドリュウズ

excadrill
ドリュウズ 意地っ張り すなかき
AS

ドリュウズ。天敵であるランドロスも威嚇無効からのアイヘで大打撃。嬉しい。

モロバレル

amoonguss
モロバレル のんき 再生力?
HB

怒りの粉で格闘技吸ったりトリル下で胞子したり。



反省会

で、なんで全く勝てなかったかという話なわけですが。

まずですね、白い霧をしてる暇がありません。

初ターンのクレセリアは一般的にS操作をするのが仕事な訳ですがそこを白い霧なんてふわふわしたことにかまけてるとそのターンはS操作が一切行われないのと同義なわけです。

しかも初手の並びで全力をかけてサポートして得られる効果が威嚇無効。アホかという話。叩きだったらもうそのターンですでに相手は3匹倒れてる。

つまり、白い霧を使う際

・初手にはそんなに仕事がなさそうなやつに霧をしてもらう

・白い霧をすることで得られるメリットを大きくする

この2点が重要であるとわかりました。

~後半へ続く~

【第六世代(ORAS)トリプル構築】しろいきり 研究報告 その2 ~霧雨トリパ~〈ニョロトノ/ドサイドン/オーベム〉

2015.05.06

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