【トリプル】お見通しゴチルゼル

【はじめに】

この記事は自分が「お見通しゴチルゼル強いんだって!」といくら主張しても「はぁ…」みたいな反応しか返って来ない現代の日本に業を煮やし、そんな日本を新しく生まれ変わらせるために筆を取ることを決めた記事である。

最後まで記事を読んだ時、きっとあなたは「#お見通しゴチルゼルは神」とツイートをし、お見通しゴチルゼルを育ててレートに潜りたくなるはずだ。
その証拠にほら、あなたはすでにボックスの中に5Vのお見通しゴチムを確保しているのですから!

影踏み以外の理想個体は逃がしてる?そんな…。

【お見通しの強さとは】

お見通し

(なんかよりによって光の粉だけ画質良いんだけど)

まずはお見通しという特性がトリプルバトルにおいてどれだけの強さを持っているのかというところを確認していきたい。
お見通しとはなんぞや。

お見通しは相手の道具をカンニングする特性である。

そしてトリプルバトルでは相手3匹の道具全てを把握することが出来るのだ

例えお見通し要員が端にいたとしても、だ。

相手のポケモンは全部で6匹なのだから、初手のまだ試合が始まって1ターンも経過していない状況にも関わらず相手の半分のポケモンの道具を一方的に知ることが出来るのである

ポケモンバトルにおいての情報アドバンテージがどれだけ大きく、重要視されているのかというのは公式大会周りを見てるとよくわかる。

では具体的に、どういう場面でお見通しは効力を発揮するのだろうか。

☆見通せて嬉しい道具

拘りスカーフ…スカーフによる奇襲を知ることが出来るのは嬉しい
ラム/カゴの実…無駄に状態異常技を撃たなくて済む
・気合の襷…1回は動かれるのだなとわかる
・防塵ゴーグル…これも一種の奇襲なのでそれを防げる
・先制の爪/光の粉…覚悟を決めることが出来る

★見通しても嬉しくない道具

・ガルーラナイト…知ってる
・進化の輝石…知ってる
・先制の爪/光の粉…知らない方が幸せということもある
・長ネギ…気まずい
・深海の牙…気まずい
・メガストーン×3…ちょっと待ってってなる

そしてお見通しで相手の道具を確定させられるということは、「○○を持っていない」という情報も同時に手に入るということである

☆これを見通したということは…

・ランドロス@チョッキ…つまりスカーフは持っていない=スカーフドーブルよりも遅いことが確定する
・サザンドラ@眼鏡/カポエラー@ゴツメ/クレセ@メンハ など…ラムの実を持っていないことが確定。ダクホが通る。

まとめると、お見通しという特性は「相手の道具がわかる」だけでなく「相手の持っていない道具がわかる」特性でもあるということだ。

これがお見通しの本質といえる。

【お見通しを使ったコンボ】

コンボって言葉もちょっとしっくりこない感じはあるのだが、まあ他に良い言葉もないのでとりあえずこれで。

お見通しポケモンと一番相性のいいポケモンは誰か。

誰か。

smeargle

ドーブルである。

頑張ってドーブル以外にお見通しと相性のいいポケモンを探したのだが、本当にここまでお見通しと相性のいいポケモンは存在しなかった。それくらいドーブルとお見通しという特性はマッチしている。

~具体的な運用~

もうすでに上の方に書いてしまっているものもあるが気にしないで欲しい。

とりあえずの組み合わせとして「お見通しポケモン+ドーブル+ファスガ持ちアロー」という形で並べてみよう。

ねこだましがからむとややこしくなるのでとりあえず相手の猫騙しは全部アローのファスガで防げることにしておく。
ドーブルの持ち物はスカーフで、技はダクホと猫騙しを持っているとする。

◎パターン0
「お見通し不在」
ダクホ

まずはお見通しがいない場合の行動を考えてみる。
相手の道具がわからないのでドーブルの行動はスカーフダークホールで相手3体を眠らせに行くか、スカーフ猫だましで相手を1体確実に止めにいくかの2択。

スカーフダークホールは決まれば強いが「相手がスカーフ持ち」だった場合ドーブルが上から殴られて終わり。「相手がラムカゴ持ち」の場合相手を眠らせることが出来ず反撃されて終わり。

スカーフ猫だましは確実に相手1体を止めることが出来るので初手から賭けに出ないのならばこちらがやはり安定している。

よく「ドーブルはダークホールをちらつかせて猫騙しで相手を妨害するポケモン」という言葉を聞くが、これはつまり「相手の道具依存のダークホールで博打をするよりも確実な猫騙しを使った方が勝率が高くなる」ということになる。

①ラムカゴは1度消費してしまえば終わりなのでダークホールを覚えられるドーブルを次のターンまで放置は出来ない
②スカーフ持ちはドーブルを狙わなければダークホールを決められてしまうのでドーブルを放置は出来ない

①②から例えドーブルが猫騙しを選択していたとしてもドーブルは狙われ倒される。結果的に1度しか使えないねこだましをスカーフで撃っても問題はなく、トリル等のサポートをしつつエースを繰り出すことが出来る。

これがドーブルの強さだ。

ではここにお見通しという特性を合わせた場合のドーブルの立ち回りを見ていこう。

◎パターン1
「相手にラムカゴ持ちがおらず、スカーフ持ちもいないことが判明」

ダクホ2


この時にドーブルは完全なフリー
となる。猫騙しはアローのファスガで防げるのでファスガ+スカーフダクホを相手にぶちこむことが可能だ。

ここでパターン0と違うのは、相手からの妨害を絶対に受けない、ということがわかっていること。
この時のダクホぶっぱは博打でもなんでもない。なんかもうただのズルである。

◎パターン2
「相手にラムカゴ持ちがいてスカーフ持ちはいないことが判明」

ダクホ3

この場合は少々悩むことになる。ダークホールを撃つこと自体は出来るのだがラムカゴを持っている相手の行動を止めることは出来ないからだ。ラムカゴ持ち以外が守ってくる可能性もあるだろう。

この場合は一見すると猫騙しが再安定の選択かのように思える。

しかし実はそう簡単な話ではない。

例えばの話だが、ラムを持っているのがカポエラーで、こちらのポケモンがサマヨール+ドーブル+アロー、みたいな時は、ダークホールを撃ってしまってもいいだろう。
別にカポエラーが寝なくても他のやつらを眠らせられるなら問題はないし、むしろカポエラーだけが起きた状態でドーブルを倒してくれるならエースが暴れられる。

また、ラムカゴ持ちが決定力を持っていない場合も同じである。例えダークホールをラムカゴで回復されたとしてもドーブルが生き残っているのなら次のターンにもう一度ダークホールをぶち込めばいいだけの話だからだ。
大抵の場合はラム神秘でその行動を許してくれないとは思うが、それならそれでこちらはS操作やらを展開していけばいい。どうせラムカゴ持ち以外は眠っているのだから。

守る守るラム神秘とかされた場合は・・・まあこっちもその分自由に1ターン目動けるのでトントンかな。

猫騙しを選択する必要があるのはラムカゴを持っているポケモンがこっちにとって最も止めたいポケモンだった時。その時は止めたいポケモンに猫騙しを選択するのが良いだろう。しかし相手2体を眠らせるよりもそいつを止めなくてはならないという状況もそうそうなさそうだが・・・。

◎パターン3
「相手にラムカゴ持ちはいないがスカーフ持ちがいることが判明」

ダクホ4
猫の絵文字を大きくしたら怖すぎて泣きそう

たいていの場合VSスカーフランドロスがこの状況を生み出してくれるのではないだろうか。

ランドロスは素早さがドーブルよりも高く、馬鹿力で確実にドーブルを倒すことが可能だ。
しかし地震ではドーブルは倒せない(ダブルダメでB振りドーブルに最大で95%)。スカーフドーブルを倒すにはスカーフ馬鹿力を撃たないといけないわけだ。

この時、ドーブルはダークホールを選択することは出来ない。
ダークホールを選択しても上から馬鹿力を撃たれてやられてしまうからだ。そりゃそうだ。

つまりこの場合ドーブルはスカーフ猫騙しを打ち込むしかない。
誰に打ち込むか。

ランドロス以外に打ち込めば良いのだ。
どうせランドロスはドーブルに馬鹿力を撃った後馬鹿力でABが下がって拘った状態になる。しかもドーブルをわざわざ倒してくれるのだ。
それならランドロスの隣にいるガルーラでもニンフィアでもサザンドラでもいいから猫騙しを打ち込んでしまおう。そしてランドにドーブルを倒してもらってトリルでも追い風でもして最高の状態でエースを繰り出そう。

もしお見通しがなくてここでダークホールを撃ってしまったら目も当てられない。ダクホは通らないわドーブルは倒れるは相手は2体も動けるわでS操作どころではなくなってしまう。

ちなみにスカーフ持ちが猫騙し持ちだった場合、一気に修羅の世界が始まってしまう。ドーブルは猫騙しを撃とうがダクホを撃とうが止められてしまうのである。スカーフカメックスなんかは実際のトリプルでも目撃されることがまあまあある。

こうなったらもう潔くドーブルを引っ込めるか、甘んじて猫騙しを撃たれるか、なんか猫騙しを撃ってこないよみでダクホぶっぱするかしかない。

まあお見通しが無ければ確実にファスガダクホとかしてその上から猫騙しされて阿鼻叫喚になっているので、奇襲を防げただけマシかな・・・。

◎パターン4
「相手にスカーフがいるしラムカゴもいると判明」

ダクホ5

相当ドーブル対策を固めてきている感じ。気持ちはわかる。

まあ基本はパターン3と同じで猫騙しで止めたいやつ1体を止める。流石にここまでされてダクホをぶち込むのはアホ。

でも打ち込むのがアホである、というのがわかったというのがすでにお見通しの強み。お見通しが無かったらダクホをぶっぱしてたかもしれないのだから。

まあドーブル君には逃げてもらうか犠牲になってもらうかの二択だな…。

~~~

以上がお見通しとドーブルを組み合わせた場合の行動のパターンである。

相手からするとダクホを撃たれるか猫騙しを撃たれるかの択ゲーなのに、こちらからは初めから答えが見えている、という状況。まず相手はこっちのドーブルがスカーフか襷かすらわからないのだ。

「選んではいけない行動が事前にわかる」というのが感覚として一番わかりやすいかもしれない。

実際はここに横取りとかマジコとかフェイントブレバとかすいすいとかすなかきとか、スカーフじゃない読み初手ドーブル放置とかドーブル怯ませればいいじゃんって言いながらスカーフランドが岩雪崩ぶちこんできたりするのでそうそう単純な話でもないのだけど、基本的には上のパターンでドーブルを動かすことが可能。

以上がお見通しとドーブルを組み合わせることの有用性である。

【お見通しポケモンについて】

ここまではお見通しという特性がいかに強いのか、ということをつらつらと書いてきた。

ここからは実際にお見通しの特性を持つポケモンを紹介していく。

運用は基本的にお見通しポケモン+ドーブル+アローとかを想定していく。お見通しポケモンはファスガ等を覚えないので、基本的にS操作をするのが仕事になる

お見通しNo1 プクリン
いきなりS操作出来ないやつが出てきてしまった。トリパで運用することになると思うのだが初手にプクリン+ドーブル+トリラーという組み合わせはちょっとスマートじゃない感じがある。体型の話ではない。

お見通しNo2 オタチ
S20でこの指止まれを覚えるので、ドーブル+オタチ+トリラーという組み合わせでこの指止まれをしながらドーブルと一緒にトリルのサポートをするのはありかもしれない。しかし攻撃力のないポケモンを初手に3体並べるのは・・・。

お見通しNo3 オオタチ
S90でこの指止まれを覚えるので、ドーブル+オオタチ+追い風要員、という形でS操作のサポートをするのはありかもしれない。追い風ならそこそこ火力の高いやつもいるし。余談だがグーグルでオオタチと入力すると予測検索候補に太田中学校が出てくる。どこなんだ太田中学校。

お見通しNo4 ヤンヤンマ
S95でお見通しで追い風を覚える。お見通し追い風要員としてはかなり優秀なスペックを持っている。実はメガヤンマとSが同じ。じゃあメガヤンマで良いのでは・・・?

お見通しNo5 オドシシ
またこいつかよ。S85だが一応トリックルームを覚える。ドーブルの猫騙しで止められないギルガルドからワンパンされないという一応それっぽい強みはある。D特化するとガルドの珠ラスターが最大で67%。お、意外とやるじゃんオドシシ。

お見通しNo6 カゲボウズ
ヨマワルの出来ないマジカルシャインが出来る(だからどうした)。Sは45です。

お見通しNo7 ジュペッタ
そういや君メガシンカ出来たね。一応お見通しでドーブルを動かしつつメガシンカしつつトリルをしてえっと……。まあいたずら心なのでなんかあると思います。何があるのかはわからないが…。

お見通しNo8 ヨマワル
お見通しで使うなら流石にサマヨで良いんじゃないでしょうか。Sはサマヨと同じく25。

お見通しNo9 サマヨール
出ましたお見通し界最強のポケモンサマヨール。カメドーサマヨの組み合わせはトリプルではメジャー。その圧倒的な耐久力は雨状態で3匹が総がかりしても落とせないことがあるほど(落とせませんでした)。正直他のゴーストお見通しを使うのはこいつの劣化になる可能性が高い。

お見通しNo10 メガヤンマ
S95だが追い風が使えるお見通し要員としては四天王の1匹といえるだろう。言えるだろうっていうかお見通しで追い風使えるの4匹しかいないし絶対言える。

お見通しNo11 ヨノワール
サマヨールさえいなければ・・・。一応道具の持てる火力がほんのりあるサマヨールみたいな感じではある。ただし速過ぎる。S45。

お見通しNo12 ゴチム
S45。クチートの下を取れるので味方のクチートになんかしたいみたいな時に使うかもしれないな!

お見通しNo13 ゴチミル
S55。輝石を持てばそこそこ硬い。好みで使っても一応なんとか行けるレベルだと思う。

お見通しNo14 ゴチルゼル
S65。こいつについては後でいっぱい述べるのでそこで。

お見通しNo15 ボクレー
S38。素早さがざわ(38)なことぐらいしか採用理由が俺にはない。

お見通しNo16 オーロット
S56。トリル要員としては意外と良い性能をしているのだがいかんせん弱点が多すぎる。収穫なしだと耐久も信用ならないのでかなり構築を選ぶのは間違いない。森の呪いでなんか出来る感はある。

お見通しNo17 バケッチャ(普通のサイズ)
S51。こいつのせいでお見通し要員が水増しされている。

お見通しNo18 バケッチャ(小さいサイズ)
S56。トリル運用をするのであればバケッチャは大きい方が良いだろう。

お見通しNo19 バケッチャ(大きいサイズ)
S46。大きいサイズの存在意義・・・。

お見通しNo20 バケッチャ(特大サイズ)
S41。なんかこうドラミドロより遅い唯一のカボチャ的な・・・。

お見通しNo21 パンプジン(普通のサイズ)
普通のサイズ好きは正解に近い。最も限りなく正解に近い。

お見通しNo22 パンプジン(小さいサイズ)
小さいサイズ好きは卑屈すぎます自分に自信がない証拠です。

お見通しNo23 パンプジン(大きいサイズ)
大きいサイズ好きは少しお利口さん。特大サイズより少しはお利口。

お見通しNo24 パンプジン(特大サイズ)
特大サイズ好きはでかけりゃいいってもんじゃないことを肝に銘じておいてください。

お見通しNo25 オンバット
お見通し追い風四天王の末席。

お見通しNo26 オンバーン
かなりまともに使えるお見通し追い風要員。ただドーブルと合わせた時の相性がいいかは諸説という感じ。

【お見通しゴチルゼルについて】

で、こういったお見通しポケモン達がいる中でのゴチルゼルの強みというものはなんなのだろうか。

それは「癒しの波動」である。

癒しの波動とお見通しを両立出来るポケモンはゴチルゼル族とプクリンしか存在しない。プクリンは初手に出しづらくS操作手段にも欠ける一方でゴチルゼルはトリックルームを使うことが可能だ。

これによって何が可能になるのかというと・・・

「お見通し+ドーブルによる強力なトリックルーム展開」と「癒しの波動+しおふきメガカメックス」と「癒しの波動+瞑想ニンフィア」を両立することが出来るのだ!

これがどれだけ強力なのかという話。

まずお見通し+ドーブルによるトリックルームの展開についてだがこれは上記で散々述べた通りである。ゴチルゼルはガルドの珠シャドボ、サザンドラの眼鏡悪の波動を確定で耐えることが出来るので耐久面は問題ない。

次のメガカメックスについてだ。
メガカメックスというポケモンは強力な波動技を放てるだけでなく、しおふきによる範囲アタッカーとしての役割も持つことが出来る。しかしこの技は体力依存なためダメージを受けることでその役割を果たせなくなってしまう。

トリックルームというのは有限なので、強力な範囲技の連打によってさっさと相手を壊滅していく必要がある。その為にはカメックスの体力を維持し続けなくてはならない。

そこで癒しの波動である。癒しの波動によって体力マックスのしおふきが放てるようになるのだ。体力依存の技のデメリットを上手く克服することが出来る。
(余談だが、低レベルがむしゃらも本来はしおふき噴火のデメリットをなくすために採用されている。威力の減ったしおふきでも相手を倒すことが出来るようになるからだ)

次にニンフィアの瞑想だ。ニンフィアは眼鏡を持って範囲アタッカーとして使われることが多いが瞑想を積んで戦うニンフィアも多くいる。まあ瞑想一回積んだら眼鏡と一緒だし、何より相手の雨に圧倒的に強くなれる。

しかしニンフィアは自己再生系統の技を覚えることが出来ない。せっかくDを上げたのに回復ソースがないのである。悲しい。

そこで癒しの波動である。瞑想でDのあがったニンフィアを癒しの波動で回復させれば勝利は一気に近づくだろう。

これがお見通しゴチルゼルを採用することによって生じるメリットだ。

【サマヨールとの比較】

ではお見通し要員として最も使われているサマヨールとゴチルゼルを比較してみよう。

サマヨールの特徴はなんといってもその耐久。D方面もB方面もゴチルゼルなんぞ比較にもならない強さ。

Bに少し振ればテラキのA6段階上昇雪崩を耐えるしサザンの眼鏡悪の波動じゃ最大でも7割しか削れない。っていうか乱数次第では手助け眼鏡悪の波動だって耐える可能性がある。化け物か。

他にもゴーストタイプゆえに相手のガルーラに強く、捨て身が効かないのは本当に優秀。打点が鬼火ぐらいしかないのが弱点ではある。

そして何より素早さが25しかない。これはカメニンフの天敵であるモロバレルをトリル下で上から挑発することが出来ることを表している。

…つええ。

一方でゴチルゼル。ゴチルゼルもクチートトリパはカメニンフドランでの採用を多くされているポケモンでありスペックは十分高い。(そこで使われてるのは影踏みだけども)

とりあえず癒しの波動が最大の差別化要素。これの強みは上記の通り。

次は耐久。サマヨールと比べて圧倒的に低い。が、それはサマヨールが高すぎるだけの話。ゴチルゼルはDに特化することで眼鏡サザンドラの悪の波動、ギルガルドの珠シャドボをギリギリ確定で耐えることが出来る。H70D110が特化してやっと確定耐えになるとかどんだけこいつら火力たけえんだ…。

B方面はさすがに低い・・・といってもBも実は95もある。正直今知った。ビビる。メガガルーラの意地っ張り恩返しまではB無振りでも確定で耐えられるのだ。捨て身になると怪しいのはご愛敬。

そしてサイコキネシスによる火力が割とそこそこある。無振りサイコキネシスでメガガルーラ確定4発。大体3割程度のダメージを与えることが出来る。

カポエラーやハリテヤマ、テラキオン辺りに強力な攻撃となるのはもちろん、問題の対バレルに関しても確2のダメージを与えることが出来る。

後はお見通しを警戒されないこと、お見通しであることを忘れた相手がなんか勝手に交換を控えてくれることがすごく微妙なメリットといえるだろう。

どうだろうか。お見通しゴチルゼル、強そうに思えてきただろうか。とりあえずシーズン8から今にいたるまで使用率がほぼ0%なポケモンの中では最強クラスの普通に使えそうなポケモンであることは間違いない。それが何だというわけでもないが。

というわけで実際にお見通しゴチルゼルで構築を組んでみた。

【構築】
gothitelle smeargle  blastoise-megasylveonaegislashtalonflame

メインのゴチルゼルとドーブル。トリルアタッカーのカメックスとニンフィア。便利屋のガルドとアローで体裁を整えた感じ。

【個別】
gothitelle

ゴチルゼル 特性 お見通し
性格 穏やか 持ち物 メンタルハーブ
レベル 50 サイコキネシス 癒しの波動
性別 雨乞い トリックルーム

HD252振り
ガルドの珠シャドボ確定耐え
サザンドラの眼鏡悪の波動確定耐え
※HP実数値が177となり16n+1になってしまうのだがサザンドラの悪の波動の最大ダメージが176なのでぶっぱしている

というわけで今回採用したお見通しゴチルゼル。
初手に出して特性を発動させる瞬間が楽しい。

こいつの強さについては上で散々述べたのだが、まさにその通りの活躍をしてくれた。

ゴチルゼルに雨乞いを入れることはあまりないのだが、晴らして安心しているリザードンを一撃で倒したり、対ガルーラへのダメージ計算を狂わせたり、相手のドランの炎技の威力を下げてガルドの弱点保険を発動させるなど非常に強力な技だった。

持ち物はメンタルハーブ。挑発で泊まるのがサマヨの弱点かな?と思ったので採用。ドーブルに挑発が飛んで行くことも多かったが挑発を食らう回数はかなりあったのでまあ正解だったと思う。オボンならガルの捨て身を確定で耐えられて、ラムならバレルに強くなるのでここは好みかな。

相手の滅びパがこっちのゴチルゼルにスキスワをしてきてお見通しを奪ってきた時の「う、うわああ」影踏みが奪われてしまって・・・てないわー!元から影踏みじゃないわー!!」感がすごかった。奪ってお見通し発動させた相手も驚いてたと思う。

それにしてもホントにゴチルの前で交換されなかったのでたぶんみんな場にゴチルゼルがいるだけで交換が出来ない心と体になってしまっているんだと思う。わかる。

smeargle
ドーブル 特性 マイペース
性格 陽気 持ち物 拘りスカーフ
レベル 50 ダークホール 猫騙し
性別 この指止まれ ファストガード

個体値ちゃんと高い。

ドーブル。ちゃんと耐久に振った。
お見通しのサポートがあったおかげでこれまで使ってきたドーブルの中でも抜群な活躍っぷりだった。やはり博打にならないドーブルは強い。

面白かったのはドーブルミラー。相手の持ち物が一方的にわかるのでかなり有利に戦いを進めることが出来る。ドーブルミラー戦は10何戦かして1敗のみ。

blastoise-mega
 メガ カメックス 特性 激流ランチャー
性格 冷静 持ち物 亀石
レベル 50 しおふき 悪の波動
性別 アクジェ→水の波動 ねこだまし

HC振り

メガカメックス。今回は最遅での運用。癒しの波動の耐久上昇をフルに生かせるしどうせスカーフ猫が隣にいるんだから最遅猫騙しでいいじゃんという判断。

雨乞いと癒しの波動のサポートを受けたメガカメックスは本当に強い。しかも対角への攻撃まである。

最初はアクアジェットを採用していた。トリルが切れた後ランドロスに蹂躙されるのを防ぐためで、実際トリルが切れた後の攻撃としてそこそこ使った。
なんてったってA種族値103だからねメガカメックス。冷静で下降補正かけないなら無振りでもA実値123。意地っ張りマリルリのAが112なのを考えると、力持ちマリルリのアクジェの6割ぐらいの火力を無振りで放てるのだ。弱いわけがない。

しかし弱いわけではなかったのだが強いわけでもなかったので結局重いドランを端から倒せる水の波動を採用した。アクジェのモーション面白いんだけどね…メガカメが後ろ向いて突撃してくの。

やはりカメを使うなら癒しの波動は必須だなあという感じだった。

sylveon
ニンフィア 特性 フェアリースキン
性格 冷静 持ち物 精霊プレート
レベル 50 ハイパーボイス ムーンフォース
性別 瞑想 守る

ニンフィア。瞑想してもしなくても強い精霊プレート持ち。

まあ普通にめっちゃニンフィアだった。

当初は電光石火を入れており、カメのアクジェとガルドの影うちを合わせてトリルが切れた後も猛攻をしかける予定だった。

しかし威力が微妙過ぎて猛攻という感じではなかったので結局普通にこの構成に。

aegislash
ギルガルド 特性 バトルスイッチ
性格 冷静 持ち物 弱点保険
レベル 50 シャドーボール ラスターカノン
性別 かげうち キングシールド

S個体値ちょっと高め

ギルガルド。あまりにも耐性がぼろぼろだったので入ってきた。
ニンフィアに出したりガルーラに出したり。

弱点保険がレートではバンバン発動し、これのおかげで勝った試合は数えきれない。キンシして癒しの波動で回復も出来るし。雨乞いで炎技受けたりも。

しかしオフ(噴火杯)では一度も発動しなかったので残念無念。

影打ちでトリルが切れた後(ry

talonflame
ファイアロー 特性 疾風の翼
性格 陽気 持ち物 命の珠
レベル 50 ブレイブバード フレアドライブ
性別 横取り ファストガード

AS

ファイアロー。ガルドと道具を奪い合って命の珠を手に入れた方。

とにかくバレルが重かったのと地面耐性持ちがいなさすぎたので採用。横取りでワイガを奪いたかったのもある。

結果的にファスガ+ダクホのイージーウィンが可能になってしまったので仕方なくイージーウィンしてしまうことも多くあった。いやだってお見通しで誰もラムとスカーフいなかったらそうなるじゃん…。

【選出とか】

ゴチルゼル+ドーブル+アローorカメックスが基本。

トリルをしたら雨乞いとか癒しの波動でカメックスのしおふきをサポート。
ニンフで瞑想したり裏からガルド出したり。

【苦手な相手】
モロバレル…お、重すぎる。なんとか総力戦でがんばるか、トリルをしないでバレルを処理してそのあとトリル、みたいな感じにするしかない。

クチート…トリル展開がしづらくなってしまうので辛い。一応カメの水の波動を端から当てれば倒せ感じになるので頑張る。

【有利な相手】
晴れパ…トリルと雨乞いが決まれば勝ち。決まらなかったら・・・まあ負けだけど。
ガルーラスタン…トリルと雨乞いが(ry
叩き…道具をお見通し出来るのがすごく良かった。
トリパ…こちらは中速なのでトリルを阻止しつつしおふきをバシャバシャと。

最悪ドーブルがどうにかしてくれます。(「最悪ドーブル」ではない)

【戦績】

噴火杯に備えてレートで回したところ22連勝をして瞬間で最高2位まで上がることが出来た。

どれくらい瞬間的だったかというと自分が会社に行って帰ってくる間で順位が上がって下がってしまったせいでキャプをとろうとしたらその時点で3位になってたぐらい瞬間的だった。

2位だった2

一応そこそこ長い間(数週間)1ページ目にはいられたので良かった。俺たち「元気になった時がたまたま序盤だったんだ俺は悪くない」勢としてもな・・・。

サブロムも合わせて大体100戦ぐらい回したけどお見通しによる行動の安定化が本当に強かった。レートでの連戦に特に向いてるのかもしれない、お見通し。

一方でオフの大会である噴火杯では4-3で予選敗退。修羅ブロックであったことを考えると結構戦えた方だと思うので悔いはないけれど、やはりキングラー以下の成績になってしまったという事実が辛い…。なんだこのキングラーの呪いは…。

【まとめ】

お見通しゴチルゼル、結構戦えたと思うんですがいかがでしょうか。

もはや長すぎて見返す気にもならないこの記事の始めに書いた通り、なかなかお見通しゴチルを認めてもらえなかったのでこの記事を読んでお見通しゴチルを使ってみたいなと思った人がいたなら僕は嬉しい。

そしてもし、お見通しゴチルゼルを使いたくなったのならすぐに構築を作ってレートに行ってみましょう。

なんてったって孵化余りで取っておいた5Vお見通しゴチムがあなたのボックスにはすでに眠っているのですから!

お見通しゴチムを孵化しても影踏みの理想個体が生まれることは絶対にないのでそこは覚悟しておいてほしい。

では長々と読んでいただきありがとうございました。

ざわでした。ミ・3・ミ