4コマ目が余りました
目次
構築に至るまで
雨を誰で降らすか
B日程の構築
さて、B日程が終わり「あっそろそろ真面目に勝たないとやべえ」と気付きつつある今日この頃。
流石に負け越しの記事が連続で続くのはまずいのだ。
そういうわけでB日程の構築を良い感じにアレンジしていきたいと思います。
アレンジといってもパーティの軸である「追い風」と「雨」は変えずに調整していきたいところ。
牛丼をアレンジすると言ってピザが出てきたら読者も困る。
せめて親子丼ぐらいのアレンジで押さえていきたい。
さて、この「追い風」と「雨」という要素、一見するとペリッパー採用は必然であるような気がしてきますね。
しかし、ペリッパー自体の性能はお世辞にも高いとは言えません。
確かに雨は強力だし、追い風も強力。技の威力もまあ悪くない部類。
が、合計種族値はなんと440。
なんとあのオニドリルよりも合計種族値が低いのである……!(オニドリルは442)
なぜかオニドリルでも構築を作ったことはあるけれど、そのオニドリルよりも種族値が低い。
これを軸にして戦うのはそもそも無理な話だったのでは?というところからスタート。
と、いうわけで「『追い風』と『手動雨乞い』の出来る強そうなやつ」といいう条件でポケモンを検索しました。
一番最初に頭に浮かんだのはポワルンだったけど教え技がないので追い風を使えないしそもそも強そうなやつという条件に適さないので却下。
<ぷわわ~
フワライド
WCSルールでは超一流のポケモンで、なんか気付いたらゴーストタイプの中で最も使われてるポケモンになってたりする。ミミッキュ越えである。
それもこれもサイコシード軽業が全部悪いのだ。
1ターン目から発動するアイテムを能動的に発動出来るのだから軽業勢歓喜ですね。
そういうわけで超強力なポケモンと化けてしまったフワライド。
この子なら追い風と雨乞いを両立するという難題も無理なくこなせる(気がする)でしょう!
というわけでテテフライド軸雨パを組んでいくことに。
アタッカーを探そう
A日程ではホエルオー、B日程ではカプ・レヒレが担当していた「雨下のアタッカー」枠。
それぞれの特徴は
ホエルオー→火力は高い。繰り出し性能なし。選出しづらい。
カプ・レヒレ→どれも一戦級。強い。ただし濁流がまるで当たらない。
これの反省を生かしていきたいですね。
とりあえず
しおふき→使い手がもろい
濁流→当たらないので追い風には向かない
という弱点が見つかったので、範囲技に拘らないことにしました。
そもそもエースには範囲技を!という考えがだいぶトリプル的な気がする。
別に範囲技である必要はないですからね。
というわけで、雨パのエースということなので
すいすいかつ最もCの高いゴルダックを採用。
雨パなのになんでこれまでゴルダックを採用してこなかったのだろうか。
残りを考える
Q.何がきついかな?
A.電気がすごく通る!!
>>><<<
Q.他にきついのは?
A.トリパ!っていうかポリゴン2!
>>><<<
Q.6枠目は?
A.フェアリーに薄いしトドンにも詰みそうだからカミツルギ!
比較
これが
こうなりました。
まとめると
ピカチュウ→ピカチュウ
変わらず
カプ・レヒレ→ゴルダック
すいすいの単体火力エースへ
ペリッパー→フワライド
手動雨へ
カプ・テテフ→カプ・テテフ
変わらず
メタグロス→カミツルギ
技の命中率がUp!
アローラライチュウ→マッシブーン
パンケーキが筋肉へ
甘い物食ってるやつより筋肉鍛えてるやつの方が絶対強いのできっと大丈夫ですね。
構築
便利なやつ~(3度目)
戦いの流れ
初手テテフライド選出
まずはカプ・テテフ+フワライドで選出。
いわゆるテテフライド選出。
めっちゃこいつらに苦しめられてきたし、それなら自分も使ってみよう、他の人の対策を見てみよう、ということで採用したというのもある。
とりあえず追い風をして、カプテテフで攻撃するのが基本の動き。
どっかで手があくのでフワライドは途中で雨乞いを選択しましょう。
耐久には振っていないのでまあ適当なところでダウンしてくれます。
そしたらすいすい状態でゴルダックの登場。
ドロポンZで1匹持っていきましょう。
追い風はすぐに効果が切れてしまうけど、雨乞いならばもうちょっと効果が続くのであとはそのままゴルダックでおせおせモードですね。
ピカチュウ選出
今回は初手にピカチュウを出すことはしません。
追い風をした後裏から降臨してもらう。
相手が電気技を撃ってきそうな時は割と普通に交換から出したり。
選出タイミングは相手にコケコがいる時が多め。
ちなみに今回は猫騙しを切ってエレキボールを採用。マックスで150の威力。追い風とも相性が良い…はず。
カミツルギ選出
普通に速いエースとして。
テテフライド+ゴルダック+カミツルギが汎用性の高い組み合わせ。
マッシブーン選出
相手にポリゴン2がいたら出す。
それ以外の仕事はほとんどない。
が、非常に大事な仕事であり、とにかくポリ2をワンパンしてもらわなくては困るのでカクトウZ。
個別解説
フワライド
性格:おくびょう
努力値:C252 S252 D4
ひかえめドレディアを抜いて雨乞いをしたかったので臆病で採用。
ペリッパーに変わり追い風兼雨乞い要員としてのフワライド。
種族値は498!いやあ高いなあ!!(そうか…?
「サイコシード発動&かるわざ発動」でスピードを上げてから補助技で場を整えていくのが基本的な動き。
追い風
追い風下のカプテテフが普通に超強い。
裏のポケモンも追い風の恩恵を受けられる素早さ帯というのもあり、まずは追い風をしておきたい。
雨乞い
相手の天候パ対策に採用されることの多い雨乞い日本晴れだけど、今回は手動雨パという感じに。
5ターン続くのが非常に重要で、追い風の最大の問題であるすぐ効果が切れる、というのも雨乞いを追い風の後にすることでなんか補える感じが出せる(補えてるのはゴルダック一匹だけど)。
相手にウインディがいる時などは雨乞いをすることでカプテテフがウインディの攻撃を耐えられるようになるのでガンガン雨を降らせて行きたい。
その他
Cに振りきってるのでシャドーボールもそこそこの打点。
相手のテテフライドに撃ったり、ミミッキュに撃ったり、そしてカミツルギに対しても結構な打点となる。
そして最後は催眠術。もっと他に技があるのではという気もするのだが、仕事が終わって放置される可能性があるならばこんなにぴったりな技もないのでまあ採用。
C日程では3回撃って3回全部当て、その3試合全てに勝利出来たので、まあ、最強の技だったと思う。ミミッキュ相手に撃つのが犯罪的すぎる…。
1ターン目から速いということの強さを改めて認識させられた。
いやあフワライド強いなあ。
カプ・テテフ
性格:おくびょう
努力値:C252 S252 H4
これまで使っていたスカーフ個体からいのちのたま仕様に変更。
初手に出して守ったり殴ったりする。
正直裏からエース降臨とかするでもなくこいつが一番火力高いみたいなところがある。
臆病であるメリットとしては相手のカプテテフに先にムンフォをあてることでCダウンを引いて楽しくなれる、ということが挙げられる。
ゴルダック
性格:ひかえめ
努力値 C252 S252 D4
WCSルール最強のすいすいポケモン。
これが最強のすいすいポケモンというのもなんだか納得いかない感じがあるけど一応攻撃面の数値はグドラと遜色ないのです。
技はZの為のドロポン。対ガブとかの冷凍ビーム。
残りの枠には熱湯。命中不安技は打ちたくなかったのだ…。
ゴルダックって光る個体しか使ったことなかったんですけど光らないゴルダックは結構火力出て強かったです。
ポケモンの強さに光度は関係ないことがわかりました。
ていうかこれからもうすぐ1年なのか…早いなあ…
ピカチュウ
性格:ひかえめ
努力値:C252 S252 H4
もはや外せない呪いの装備みたいなことになってきたポケモン。
WCS2017ルールが最初で最後のピカチュウフィーバーだと思うし許してほしい。
今回の特徴は猫騙しを切ってエレキボールを入れたこと。
ねこだましについては「初手に出さない」「サイコフィールドメイン」ということで使うことがないと判断した為。
本当はフワライドと出して猫追い風、とかも考えたのだけど、試運転してたら普通にテテフライド選出が強すぎてそんなことをする事が全くなく、それならもういっそ猫騙しを切ってしまおうという感じ。
そして新しくいれたのはエレキボール。
エレキボールは相手の素早さが4分の1以下だった時に威力が150になる技。
このピカチュウの素早さは142。
つまり通常時S35、追い風時S70以下のポケモンには威力150の威力を出せる。
威力の目安としては「避雷針発動orエレキフィールド時、AB振りカビゴンを中乱数でワンパン出来る」ぐらい。
わ、わかりづらいなこれ。
まあ正直に言うと、そこまでの火力が出るケースはめったにない上に、相手をワンパンするにはちょっと足りないぐらいの火力が出るので、わざわざ技枠を割いてまでして使う必要はなかった感じカナー。
後述するつもりだけど、テテフライド対策として「カプ・コケコにデンキZを搭載」する人を多く見かけました。
これを食らうとサイコシードでDが上がっていてもフワライドはワンパンされてしまう。
これを唯一防ぐことが出来るのが避雷針なので、ちょっとだけ、環境がピカチュウの方に向いてきたかな?という感じを受けました。
ちなみにこの構築で唯一テッカグヤと戦えるポケモンなので、テッカグヤを見つけたら絶対に選出しないといけないぞ。
マジで詰む。
カミツルギ
性格:ようき
努力値:A92 D164 S252
補完に入ってくるやつ。
A日程で使用したカミツルギから剣の舞を抜いた形。
持ち物何持たせればいいのか全くわからなかったので帯を持たせたけど、まあ普通にあんまり意味なかったと思う。
奇跡の種とかでよかったんじゃないかな……。
マッシブーン
性格:いじっぱり
努力値:A252 D252 S4
ポリゴン2絶対殺すマン。
人々のポリゴン2を絶対にワンパンしたいという思いが形となって生まれたポケモンとして有名。
実際に、本当に数多のポリゴン2をワンパンしてくれた。
ただポリゴン2と一緒にいるポケモン1位がウインディなのがどうしても窮屈で、たまたま自分の構築が雨っぽい雰囲気を出してるから選出されなかっただけで、実際はポリ2の隣のウインディにいじめられてるんだろうなという気がする。
技の選択なのだけど、冷凍パンチは対ガブを、毒突きはフェアリーを意識していた。
ただ、ガブリアスはゴルダックとテテフが倒してくれるし、フェアリーにはどうせ勝ち目がない。
そして相手のアローラガラガラとテッカグヤに何も出来ないという弱点が生まれてしまったので、雪崩か地震は欲しかったかなーと。
戦績
日程はC日程。
まさかの平日ど真ん中の日程。
その上初日に17戦もしてしまう配分ミス。
結果としては
15勝5敗。
レートは1620ぐらい?
ようやくまともに戦った感じのある戦績が出せたので良かったです。
うむうむ。
ちなみに一番焦った試合は相手にランターンがいるパーティ。
や、やべえ詰んだか!?ってなった。刺さり過ぎである。
反省点
恒例の反省会会場タイム。
①技の選択
・ピカチュウのエレキボール→微妙。いらない。
・ピカチュウのめざ氷→対ガブはゴルテテフでOKだった。
・マッシブーンの技→ガラガラに打点が欲しかった。
②詰む相手の多さ
・アローラガラガラ→ゴルダックでしか勝てない。
・テッカグヤ→ピカチュウでしか勝てない(勝てるか…?
・カミツルギ→チョッキ持ちだときつい。Dが薄いやつはフワライドでなんとかなる。
③ピカチュウへの疑問の声
「ピカチュウにガラガラへの打点があればなあ」
「ピカチュウがカミツルギより速ければなあ」
「対テッカグヤで大事に扱わないといけないのに耐久が低すぎるなあ」
→Next is …?
おまけ:テテフライド対策
テテフライドを使っててやられた相手の華麗なテテフライド対策を紹介。
①ガオガエン
なるほど…鬼火無効でエスパー無効でフェアリー等倍ゴースト半減…。
ガオガエンZでフワライドは余裕のワンパン。
なるほどですね…(結構沢山当たった
②やどりぎテッカグヤ
フワライドにやどりぎのたねを撃つとなんかめっちゃ回復するのだ。
テテフからの打点も乏しいしそもそもテテフはテッカグヤにワンパンされる。
汎用性もあって強力なポケモンでした(これもめっちゃ多かった
③デンキZカプ・コケコ
テテフライドはサイコシードでDを上げる上にフィールドがサイコになるからカプコケコでは弱点を突いても倒せない!
→ならデンキZぶち込んでやろう!的な
結構これもやられた。まあ別にテテフライド対策とか関係なく強力なんだけども。
これを防ぐ、という目的があってピカチュウを選出することも数多。
(追記)
普通はフワライドをデンキZを耐えるように調整するらしい。その手があったか~~
④ガルーラ
(すぐ出せるのがメガガルーラのgifしかなかったのでこれで勘弁してほしい)
肝っ玉猫騙しでフワライドを止めてくる。
自分がやられたのは隣にウツロイドがいるパターン。
素のガルーラも決して弱くないのでフワライドを止められるって要素を考えると素ガルーラもなかなかいけるなあと思った。
まとめ
日程Cはこれまでの中では一番まともな結果になりました。
しかし反省点も見つかったので、その反省を生かしてD日程へ挑んでいきましょう!
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